女子高生が憧れる職業キャバクラという水商売

女子高生が憧れる職業キャバクラという水商売

水商売の辞書の意味と語源

水商売とは、主に夜間営業のバーやクラブなどの飲食店、風俗営業などの職業を表わしますが、元々は、それらだけでなく、相撲やスポーツ、歌舞伎や演劇などの興行、タレント業や作家業なども含まれます。これらは、下記のように水のようであるため、“水商売”と呼ばれます。

  • 流水のように収入が不安定、先の見通した立ちにくい
  • 天候や世間の人気、客のひいきや嗜好によって収入が大きく左右される

水商売に抱く世間のイメージ

こうした不安定さから、世間の水商売に対するイメージは、決していいものとは言えません。また、一部の店舗の経営母体に“ケツ持ち”と呼ばれる暴力団の存在があるから、というのも理由でしょう。彼らによって「表沙汰になっていない犯罪や事件があるのでは?」と、懐疑心を抱く人たちは少なくないでしょう。

また、水商売という「性の商品化」に対するイメージもいいものではありません。2014年、日本テレビのアナウンサーとして内定の出ていた女子大生が、キャバ嬢のバイト経験を理由に内定を取り消され、訴訟にまで発展(のちに和解し、無事入社しました)というニュースが話題になりました。これは、「自分たちはキャバクラを利用するけど、それは悪いことではない。でも、そうした商売をしている人たちは、世間のイメージが悪い」と言っているようなものでしょう。

水商売には、こうしたネガティブなイメージが付きまとう一方で、ホストクラブやキャバクラで働こうとする若者は、後を絶ちません。その大きな要因は、やはり収入でしょう。時々テレビで報道される歌舞伎町や銀座のナンバーワン・ホスト、ホステスの暮らしぶりは、一般的なサラリーマン、OLの収入と想像を遥かに超えるものです。成り上がりるために、強い意志をもって自ら水商売の世界に入る者もいるでしょう。

女子高生の憧れ!? キャバクラ嬢たちの実情

しかし、最近では、もっと気軽に、単に時給のいいバイト、効率よく稼げるバイトとして、特にキャバ嬢に人気があるようです。また、ドレスで着飾り、ヘアを“盛る”スタイルが、ギャルの憧れの対象となったということもあるのでしょう。少し前の調査で、キャバ嬢は女子高生のなりたい職業ナンバーワンに輝いたそうです。

キャバ嬢は、本当に憧れの職業なのでしょうか。キャバクラに入店すると、1、2か月の新人期間を経てノルマ(売上目標)が課せられます。これを達成できないとペナルティーとして、給料が減ります。また、遅刻や欠勤をしても罰金が科せられます。ギャルの憧れとされる容姿は、キャバクラ店の負担ではなく、自前でそろえなければなりません。ドレス、ネイル、ヘヤメイク、化粧品など、働くために多くの投資が必要なのです。売れっ子ともなれば、驚くような収入やなじみの客からのプレゼント、アフターでおいしいお酒や食事を楽しむことができるでしょう。しかし、そのようなキャバ嬢は、ごく一部であり、いつまでも続けられる職業ではありません。

水商売とは、そうしたきらびやかな一面だけを見て足を踏み入れたら、かなり痛い目を見る世界なのです。

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